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仕事上での誤解ワードって、ありますよね

仕事上での誤解ワードって、ありますよね

春ですね。
新社会人がいよいよ働きだす季節です。張り切って会社に乗り込んでいただきたい。
元気🐟やる気🍖勇気🌞が大事ですよ。

さて、初めてのお仕事では、「正しく指示を理解できるか」が働きやすさを感じられるかどうかの分かれ目になることがあると思います。

「この資料を打ち出しておいて」と言われてバット的な何かを探したり、
「書類を3部、焼いておいて」と言われて焼却炉的などこかを探したり、
新人さんは大変です。
指示を受けて、オフィスにないものがイメージとして浮かんだら、先ず内容確認するのがよいでしょう。
フロア内はたいてい、球技と火気は厳禁です。

そんな「言葉のわからなさ」は、社会人何年生になっても経験します。

例えばtwitterなどでもたまにあるのですが、
「このツイートの主旨(おもしろポイント)がわからない」という状態。
それはほとんどの場合、

同じ業界人なら感覚でわかるとか、業界特有の言い回しとか、省略されていたり、普遍性を欠いた表現になっているものです。

「誰か教えてよう」って思います。

そんな流れで先般、弊社の大先輩方から「自分もあったよ、そんなこと」エピソードをいただく機会があり、興味深かったので記事にしてみました。
※ちなみに、みなさん弊社に入社されるずいぶん前の別会社でのお話です。


【いにしえの施工会社あるある】Mさん

新人の頃(40年近く前)の失敗談です。
忙しく舗装工事を行っていた現場で、当時の現場監督さんに急いだ語調で

「ネコに冷や飯もってこい」

と、指示をうけました。

私は、『こんなに忙しいのに、監督さんは宿舎に住み着いた猫の食事のことを考えているんだな。心の優しい人なんだな』と感心していると、「何してるんだ!早くしろ」と、さんざんお叱りを受けまして・・・。

「ネコに冷や飯」その言葉の真意はこうです。

「舗装に穴が開いてるところがあるので一輪車で冷めたアスファルト合材を運んできて、ガスバーナーで温めなおして復旧しろ」

ネコというのは一輪車の深い運搬道具で、冷や飯は、冷めてしまったアスファルト合材のことでした。


もう、隠語なんだか落語なんだか。こんな時代の新人さんは大変そうです。


【いにしえの現場監督員あるある】Hさん

小噺のような実話ですが。
とある団地の南側で、ほ場整備事業の監督員をしていた40年くらい前のことです。

生コン打設の立ち合いで現場に行きました。
生コン車の運転手がスランプを測りテストピースを取っている時に、訊かれたんです。

「監督さん、ここはいつから分譲するんですか?」


これは、補足がなければ???( ゚д゚)ポカーンとなってしまう難易度では?

説明しよう!圃場(ほじょう)整備とは、農業生産性向上のために、田・畑の区画整理をしたり、必要な用排水路を整備したりすることなんだ!だから生コン車の運転手さん、残念だけれどここは宅地でもなければ分譲もしないのだよ!

というお話でした。
(生コン車⇒ミキサー車 / スランプを測り⇒生コンクリートのスランプ試験)


【いにしえの計測現場あるある】Sさん

以前、私の後輩が現場に配属されて間もないころに、先輩から

「杭とかけやとテープを持ってこい!」

と言われて、持っていったのが、『杭』『かけや』『セロテープ』で、
「セロテープ持ってきて、何すんねん?あほかっ!」と先輩から一喝されてました。

テープは巻き尺(エスロン製のテープ)のことでした。


これは、
これは、
自分は、「かけや」の方が分かりませんでしたが。。。Σ( ̄ロ ̄lll)

※アポーツ(アポート):物体を引き寄せたり何処からともなく登場させる超能力


そんなものですよ。社会人何年生だって。

セロハンテープが必要な現場だって、きっと、あるし!
作業が違えば必要なのはスチールテープだったってことも、あるし!

知らないものは、知らないよ?
気にせず、教えてくれる人にがんがん訊いていきましょう!

そんな前向きな気持ちで一緒に働いてくれる人、待ってます。

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