クロストーク

大増コンサルタンツの未来を背負う若手社員と中堅社員が
空間計測部・部長をまじえて語り合いました!


 

澤井技師

2021年度入社

 

小出主任

2015年度入社

 

中村部長

1994年度入社

入社する前と今、振り返ってみて


 

うちに入社することにした決め手はなんだったのかな?

地元に根付いて、転勤がなく長く勤められる会社を志望していました。大手から中小まで様々な企業の選考を受けましたが、大増は会社説明会での社内の雰囲気が自分に合っていると感じられたので「長く勤められる!」と思い志望しました。


 

澤井くんは、入社からずっと空間計測部の用地グループですね。面白い先輩が多いよね(笑)。そして見事に馴染んでる。入社前のイメージと、入社後の雰囲気に変わりがないことは会社説明会に参加して自ら考えて行動できた努力の賜物ですね。

私は大学では土木専攻科に通っていました。在学中、就職先は建設コンサルタントか施工会社という選択肢が、自然と自分の中にありました。大学の講義で実際に機器に触れ、製図を学んだ経験から技術者として活躍したいと思い、建設コンサルタントを志望して大増へ入社を決意しました。


 

施工会社と建設コンサルって、全然違うからね。
小出くんは技術本部3部署をジョブローテーションして今は空間計測部でがんばってくれているけれど、それぞれ業務の特色が違うから戸惑ったりしなかった?

もういっそ、残りの補償部門も行くべきかと・・・。


 

全部門制覇?(笑)

(笑)


 

実際、どこがどうというより、部署が変わるたびに新しく覚えないといけない事がたくさんあって大変でした。その意味ではどこの部署も同じなんですけど、でも今は、測量で3D関連の新しい技術を覚えるのは楽しいです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の真っ只中で、調査・測量・設計と建設コンサルタントの一貫した流れを経験してきたことは強みになると思います。小出君はまさにその強みを活かし活躍していると、頼もしく感じています。

やりがいについて

 

小出くんは入社して8年、澤井くんはもうすぐ3年目になるけど、二人ともやりがいはどういう時に感じる?

入社当初は仕事に追われるばかりで、やりがいを感じる間もなく過ごしていましたが、インフラ部門でGISを習得し、今はLiDAR、マルチビームそしてUAVと、自分が担当できる業務や扱える機器が増えて、どんどん仕事を覚えていくことにやりがいを感じられるようになりました。


 

小出くんは新しいもの好きだよね。どんどん色んな技術、機器、現場にと取り組んで行くし、どんどん購入許可申請も上げてくる(笑)。そこに技術者としてのやりがいが伴っていたのなら嬉しいです。特に今はICTやDXで生産性向上が求められ大きく舵を切る必要がある時代だから、新しいことに怯むことなく行動できるのは非常に頼りになるよ。

自分はやりがいというか、図面が0から出来上がった時に達成感を感じます。図面だけではなくて、自分の作った資料が積み重なって分厚い成果ファイルになって、納品前に整然と並んでいるのを見ると、やり切ったなと嬉しくなります。


 

0から1になるってすごいことだよね。用地グループは横長3mある図面とか、作り甲斐のあるものが多いから。測量屋はどうしても、地図を作るのが楽しくてしょうがない職業なんだよ。それにCAD操作も楽しいと思うけど、図面に記載する内容を理解して図面ができた喜びは必ずついてくるよね。

はい。今は図面ですけど、いつか、自分が携わった業務の現場に構造物が形になったのを見たら、どんな気持ちになれるのかなって今は楽しみにしています。


 

それはやはり、是非見て欲しいですね。私も20代で経験したことは特によく覚えています。ナゴヤ球場付近の道路拡幅のための用地測量や、万博記念公園までのリニアモーター開通、中部国際空港やダム建設のための測量に携わって、やりがいや楽しさを感じていました。今でも現地を通りかかると当時を思い出します。

これから一緒に働く仲間は?


 

どんな人にこの仕事は向いていると思う?どんな仲間を迎えたい?

日常では味わえない珍しい現場を体験することができるので、そういう状況を楽しいと感じることができる人ですかね。


 

入っちゃいけないところとかですね。

そうそう。金網の向こう側とか、山とか。


 

自分はスノーボード好きなんですけど、現場で行くのも同じ山だと思ってたら全然別物でしたよ。スキー場なんて山じゃないですよ。

(笑)


 

(笑) 測量では厳しい現場もあるからね。でも普段、外に出るのが好きでも好きじゃなくても、たまの現場の楽しさを感じられるのは良いよね。宝物(クワガタ)見つけて喜ぶ部員もいるけど、天敵(大蜘蛛)見て青ざめてた部員もいたなあ。

あとは、自分が仕事をする上で慎重さが必要だと感じたので、結果に対して「なぜそうなったのか」と疑問を持つことができる人が良いなと感じます。


 

いいこと言ってくれましたね。なぜだろうのスタンスを失うと、受け身になって仕事が面白くなくなるから、ものすごく大切な要素ですね。

数字(数列)が好きな人、人を頼ることができる人ですかね。日頃からコミュニケーションは大事だと感じます。


 

数字が好きな人ね!8とか9とかたまらないよね!


 

・・・。

声出していこう。現場では絶対に声掛けが必要だから、コミュニケーションはとても大切なことですね。思いやりやチームワークというのは、職場の雰囲気というだけではなく、安全や業務の遂行という面で必須です。相手が分かるように自分が理解して話すことは大事だよね。

数年後のキャリアについて


 

将来像とかはある?

ぼんやりですが、自分がやっていることをもっと突き詰めていきたいです。やれることを増やしていき、多くの選択肢から最適な手段で業務遂行できるような、マルチな技術者になりたいです。


 

まずはついていきたいと思える力強い先輩がいるので、その人の背中を追いかけます。ついていきながら一歩一歩技術を身に着け、着実にワンランク上の仕事を覚えていきたいです。

2人とも自然体で、明るい意志があって良いですね。毎日の積み重ねの先に将来があるという堅実な感じがします。実現するためには、「仕事をいかに楽しんで行うことができるか」が大切。クレバーな要求に感じられるかも知れませんが、仲間がいればなんとかなるものだと信じています。私自身も部の成長を楽しみたい、そんな環境にしたいので、若い部員にも負けないように頑張りますよ。将来の大増コンサルタンツを背負っていく2人に大いに期待しています。