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第65期現場見学会を開催しました

第65期現場見学会を開催しました

我社では、社員の技術力向上と知見の拡大を目的として、『現場見学会』を開催しています。
実際、私たちが日々従事している仕事は、土木世界の中のほんのほんの一部に過ぎません。
自分が携わった業務のその後を目にするのが意義深いのはもちろんですが、別の事業の現場を見て知ることはとても刺激になります。

まあ、
単純に、

めっちゃテンション上がって楽しいでしかない。

ということです。
※個人の感想です

さて、今回は国土交通省中部地方整備局さんが公開している【旬な現場】の中から、社員アンケートをもとに見学先を選定しました。

『旬の現場』のWebサイトは➡旬な現場|工事現場・インフラ施設 見学ポータル

そうして決まった日程がドン⇓

当日「やっぱり欠席します」なんて事態にならないよう、仕事を必死に片づけます。

そして、無事に迎えた見学会の日。
初日は天候にも恵まれ気持ち良いほどの快晴。痛いほどの紫外線。

移動手段は社用車数台に分散して現地集合です。
M本部長からドライブのお供が支給され、いざ、出発。
今回は、高速に乗り込んでから逆方面へ突っ走っていった車はなかったようで何よりです。

▶▶現場見学会、第一弾は設楽ダムです。

設楽ダム工事事務所とは少し離れた所に、設楽ダム広報展示室があります。
先ずはその展示室でダムの概要についてレクチャーを受けてから、マイクロバスでダムサイトへ移動。担当職員の方が現地まで同行して工事状況を説明してくださいます。

実は設楽ダムは、大増でも用地測量をやらせていただきました、思い出深い現場なのです。
山の斜面には隠れ里のように美しい風景があって、お住まいの地権者さんたちと顔を合わせることも多く、山中の境界を教えていただいたりしながら、数カ月測量に勤しんだ現場でした。

その現場が、山が、ぽっかりとなくなっておりました。
あの見上げていた緑の尾根谷がなくなり広がる青空。そして削り取られた眼下に広がる施工ヤードでは巨大ダンプカーがミニチュアのように見えます。とにかくスケールがすごい。
仮設橋がもう立派な構造物よ。もはや芸術よ。

「“町のすぐ隣にダムのある町設楽“なんです。そんな町、そうそうないでしょう?」

と国交省職員の方。

え、何ですかその魅力的なワード。その通りですよ!

こんな巨大な構造物が家のすぐ近くにあるって羨ましい!と思いながら眺めます。

見れば見るほど物凄い空間に圧倒されます。
その削った分だけ出る土量はいかほどかと。掘削は昼間だけでですが、運搬は夜間も行っているそうです。
そして掘削した土は現場内の盛土として利用しているので、ダム工事の進捗管理に併せて法面工事をどうするか考えていくという、タイムアタック施工管理リアルタイム設計感がすごいです。

現地の川はトンネルやバイパスを造って流してました。※十数年前に大増社員が流されそうになった川ですが、すっかり大人しく整えられていました。

新しい多目的ダムができて、魅力ある山村交流拠点としてこれから訪れる人が増えていくのでしょう設楽町。令和16年完成予定だそうですが、それまでにはまた、ぜひ見に来たいと思いました。(今度は展望台から見よう)

移動途中の道の駅したらでお昼休憩。

そしてお昼休憩を終えまして、第二の現場へ。
こちらは、

▶▶国道23号豊橋バイパス大崎IC高架橋です。

4車線化するために進められている工事ですから、交通量の多いバイパスのすぐ傍らでの建設工事になります。反対側は下道の23号線が走っていますので、限られた作業範囲(両側にスペースがない)でどう組み立てていくのか気になる!という現場です。

ここでは施工会社さんより、プレキャストセグメント工法と、用いられているプレストレストコンクリートについて動画と模型を使っての説明がありました。プレキャストはもうよく知られているとは思います。今回は5ブロックに分けたセグメント桁を架設桁上で接合しているそうです。
プレストレストコンクリートは、コンクリート内にPC鋼材を通してあり、固定する時に両端から引っ張ることで圧縮応力を与えられたコンクリートで、引張力に強くなるそうです。なるほど。やっぱり強い人間にするには子供の頃からある程度、適度なストレスを与えるべきっていうアレですね。わかります。

さて、丁寧にその仕組みを説明していただいて、それでは実物の上へどうぞ!と。

そう、なんと工事真っただ中の高架橋の上に上がらせていただけるのですよ!どきどきです。

そして目に入ってきたのはコンクリートを流し込む前の鉄筋組。

これまたすごいです。この重ね上げられた一個一個を結束してあるのですかこれ?すごい量ですよ。丁寧な仕事ですよ。日本の道路が頑強な訳ですよ。
そして最後に、道路になる前の道路の上で記念撮影をするという、貴重な体験をさせていただきました。

これにて一日目は終了です。
各自、車内に差し込む西日と闘いながら帰路につきました。

変わりまして二日目。
本日はあいにくの雨模様ですが、午前中は屋内施設の見学なのでセーフです。

▶▶第三弾は、中部インフラDXセンターへ。

ちょうど、センター内に期間限定で大増ブースが設置されているときでした。中部DX大賞を受賞した内容の企業展示ブースです。見学者一同、真っ先に大増ブースに向かっていきました。既に知っている内容なのに改めて見る社員・・・おおます愛ですね。

当初の目的に戻ります。
まずは新丸山ダムのバーチャルフィールドをご紹介いただきました。リアルタイムの工事状況が確認でき、「この重機は今稼働してますね、これは今止まっていますね」といった細かい状況まで遠方から把握できて、単純にすごいなと思いました。
個人的にはLRTKが気になっておりまして、LRTK+スマホで生成された点群がかなり綺麗でしたので、実際に自分も使ってみたい!と思いました。

興味深いブースばかりで気付けば移動時間になってしまい、一つ一つをじっくり見学することはできませんでしたが、業務へのヒントももらえた実りある時間だったと思います。次はぜひ1時間くらい滞在して深掘りできるくらい見学したいです。
事前予約をすればAR・VR・遠隔操作技術等が実際に体験できるようですので、次回はぜひ申し込んで体験付きで行きたいと思います。

そしてお昼休憩を挟みまして、見学会最後の現場へ。
ちょうど雨も上がってくれましたよ。

▶▶第四弾は、西知多道路東海JCTの工事現場を見学させていただきました。

Hランプ橋の架設寸前!というタイミングの現場です。

そこにあったのは、架設に使う重機なんですが、とにかく、とにかくデカい!!

なんとこの重機、日本に4台しかないレア重機とのことで、一部界隈で話題になっているらしいです。
デカさゆえに、重機もバラバラにして搬入し、作業スペースで組み立てるとのこと。すごい。

そしてこの東海ジャンクション、国道・県道・名古屋高速・伊勢湾岸自動車道・名古屋臨海鉄道等々・・様々な道路が交錯する場所であり、関係機関との調整がとても大変そうだな・・と思いました。夜間交通規制をしている日時を狙って、時間内に確実に完了させる必要があるという話も伺いました。

5月31日に架設予定とのことですので、おそらくもう完了しているものと思われます。
東海ジャンクションを通過される際はぜひご覧になってみてください。

追記:愛知国道事務所さんがこの架設の様子をXに投稿されてました!↓↓↓↓↓

https://x.com/mlit_aikoku/status/2075075248979067067

以上が、二日間にわたる現場見学会でした。

本文中の語彙が「すごい」に偏りがちですみません。いやほんとうに、すごいんですよ。
人間って、すごいものを作れるすごい生き物なのですよ。

改めまして、今回見学先として現場をご提供くださった関係各所の皆様に、心より感謝申し上げます。

そして毎回、見学会を企画してくださる方、準備や調整をしてくださる方、当日運転手をしてくれる方にも感謝です。ありがとうございました。

現場見学会に参加された方は何かしらの知慧を得たと思いますので、ぜひ今後の仕事に活かしてほしいと思います。それが感謝の形になるはずです。

それでは、

土木熱が上がる現場見学、ありがとうございました!

土木愛、育てていきましょう。

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